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『相続者たち』最終回も視聴率記録を更新!~魅力のポイント4つを再解説~

2013年12月14日 16:44

毎週水・木曜日のお茶の間を“相続シンドローム”に陥れたSBSドラマ『相続者たち』が、遂に幕を下ろした。

毎週水・木曜日のお茶の間を“相続シンドローム”に陥れたSBSドラマ『相続者たち』が、遂に幕を下ろした。【写真詳細】

 毎週水・木曜日のお茶の間を“相続シンドローム”に陥れたSBSドラマ『相続者たち』(脚本:キム・ウンスク、演出:カン・シンヒョ)が、遂に幕を下ろした。

 12日に放送された最終回は、視聴率28.6%(ニールセンコリア、首都圏基準)を記録したが、これは前回19話より1.6%も上昇した数値とのこと。最終回まで自己最高視聴率を更新し続け、水木ドラマ同時間帯視聴率1位の座を最後まで固守した『相続者たち』は、4カ月間の長旅を無事締めくくった。

 最終回は、タン(イ・ミンホ)とウンサン(パク・シネ)が王冠の重みに耐えながらもお互いを信頼し愛し合う幸せな姿と、自身の過ちを認めたヨンド(キム・ウビン)が成長する姿でエンディングを迎えた。

 お互いの手をしっかりと握り「それでも私たちは直進!」と叫ぶタンとウンサンの希望に満ち溢れる姿と、一歩前進するためには半歩後退しなければならないという術を学んだヨンドの成長した姿が描かれたのだ。

 “貧困相続者”ウンサンをめぐって熾烈な成長痛を克服し、より一層成熟した相続者たちの光り輝くハッピーエンドで幕を閉じた『相続者たち』。痛みと混乱の中で、時にはセクシー、時には邪悪だった幼い相続者たちが、厳しい現実の前に堂々と立ち向かい、ついに王冠の重みに耐える姿を見せたのだ。

 生まれ持った心の傷と運命的出会いが様々な事件を巻き起こしたが、結局相続者たちはそれぞれの心の傷を克服し、たくましく成長した。ここでは、この4カ月間、お茶の間に笑いと悲しみ、感動と楽しさを届けた『相続者たち』が残してくれたものとは果たして何だったのか、見てみることにしよう。

◆“さすが人気俳優たちのネームバリュー!”
今一番HOTな人気俳優たちの“演技力”と、生き生きとした“セクシーキャラクターたち”!
 最高の俳優らが繰り広げる『相続者たち』の中のキャラクター饗宴が、韓国中を揺り動かした。イ・ミンホ、パク・シネ、キム・ウビン、クリスタル、カン・ミンヒョク、キム・ジウォン、パク・ヒョンシク、チェ・ジニョク、イム・ジュウン、カン・ハヌルら人気俳優が与えられたキャラクターに成り切り、見事な演技力でお茶の間を盛り上げたのだ。俳優らは、細かく鋭い分析力で、甘いロマンス演技はもちろん威圧感あふれるカリスマ演技、豊富な表情と動作まで、与えられた役を全身全霊で表現しきり、“相続シンドローム”をリードした。

 特にイ・ミンホは、両極端ともいえる繊細な感情演技を完璧に繰り広げ、名実共にラブコメキングの威厳を誇示した。パク・シネは、心苦しい“貧困相続者”の率直な姿をありのまま表現する驚きの演技力でラブコメクイーンの位置を確固たるものにした。

 キム・イビンは、キャラクターに成り切り、五感を刺激するチェ・ヨンド印の表現法で女心を揺さぶった。また、カン・ミンヒョクは、自由な理性を持った“知性相続者”の感性を巧みに表現、クリスタルは、キュートな嫉妬女の魅力を思う存分披露、視聴者の視線を釘づけにした。

 さらに、キム・ジウォンはオーダーメイドの服を着たかのように傲慢な悪女と胸痛む少女の姿を行き来する力強い演技力を披露、パク・ヒョンシクはチョ・ミョンスに成り切り、彼ならではのユーモア感覚を披露、視聴者に絶えず笑いを届けた。

 またカン・ハヌルは、人懐っこい笑顔と隠された心の痛みを感じさせる涙で、チェ・ジニョクは王冠と心に刻まれた傷を守ろうとする鋭いカリスマ性で、イム・ジュウンは愛のために自身を捨てる哀れな涙で視聴者の心を引き付けた。

◆“さすがキム・ウンスク作家!脚本力が輝いていた!”
‘新セクシー激情ロマンス’という新たなジャンルを開拓したレジェンド級筆力!
 不動の視聴率1位を築いた最も大きな要因は、キム・ウンスク作家ならではの“魔法の台詞”にあった。時には悲しく、時には淡々とし、また時には嘘っぽく、時には心臓をえぐるような台詞集は、視聴者の心を揺さぶった。

 回を重ねるごとに話題を集めたキム・ウンスク作家ならではの語法と生き生きとした台詞が、弾力溢れるストーリー展開と相まってドラマへの没入度をより一層高めた。一度聞いたら忘れられない強力な“言霊魔法”がお茶の間を魅了し視聴者を虜にしたのだ。

◆“ソフトだがパワーあふれるカン・シンヒョ監督の演出力!”
しっかりとしていて且つとても滑らかな演出力、そして繊細なディテールまで!
 『相続者たち』は、アメリカ現地ロケ撮影を出発点に、華やかで雄大な風景と一枚の絵のような映像で、ロマンチック指数を最高潮に引き上げた。カン・シンヒョ監督のしっかりとして滑らかな演出力と情熱的なディレクションがシナジー効果を生み出し、圧倒的な画面を完成させたのだ。

 カン・シンヒョ監督の演出力は、興味を引く様々なロマンスシーンを感覚的なタッチで描き出し、まるで一編の映画を見るような躍動感あふれる演出を繰り広げたと高評価された。

◆貫禄の俳優たちが総集結、“ものすごい存在感をアピール!”
王冠の重みに耐え抜く貫禄、コミカル本能、毒々しさに加えて蠱惑美まで!
 『相続者たち』の重心を取ってきたキム・ソンリョン、キム・ミギョン、チョン・ドンファン、チェ・ウニョン、パク・ジュングム、ユン・ソナ、チェ・ジノらは、韓国代表俳優の演技力を思う存分披露して連日話題を集めた。それぞれの存在感をアピールしながら若い俳優たちをリードし、劇の中心に立って全体的な流れを左右する味のある演技熱戦を披露したのだ。

 『相続者たち』の原動力だった中堅俳優たちのコミカル本能とカリスマ性、洗練された蠱惑美の上にさらにプラスされた鋭い対立が様々な葛藤を造成し、ドラマに活気を与えた。

 キム・ソンリョンとチョン・ドンファンは、イ・ミンホとパク・シネの間に葛藤を生じさせる大きな存在感を示しながら活躍を繰り広げた。ユン・ソナは、少しずつ娘を理解する母親としてのキャラクターを完成させ、チェ・ジノは、どん底にいた息子に対する愛情を眼差し一つで表す熱演を繰り広げた。

 また、言葉を話せない家政婦役で無言の存在感を放ったキム・ミギョン、熟女のセクシーさを見せてくれたチェ・ウォニョンと最後まで毒々しさを失わなかったパク・ジュングムまで、貫禄の俳優らが総集結し、ドラマを更に面白くした。

 なお、制作会社側は、「この4カ月間、視聴者たちに完成度の高い作品をお見せしたいとの思いで、俳優及び制作陣一丸となって最善を尽くした。これまで応援して下さった全ての方々に深く感謝申し上げる」と伝えた。(翻訳:宮本りさ)

※この記事は재경일보(財経日報)提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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