『3days』の高い完成度の秘密が公開された。

　水・木曜ドラマの人気1位を誇るSBS水・木曜ドラマ『3days』（脚本：キム・ウニ、演出：シン・ギョンス、製作：ゴールデンサムピクチャーズ）は、脚本家キム・ウニのしっかりした台本に綿密な演出、俳優たちの好演が加わった良質なドラマとして好評だ。

　その背景にはいわゆる“断片台本”がない製作環境がある。『スリーデイズ』は放送スタート前ですでに台本が第8話まで執筆が完了した状態だった。製作会社ゴールデンサムピクチャーズは「出演陣は常に完ぺきに製本された台本を渡されている。そのため撮影に臨む前に台本の内容を完ぺきに熟知しているので演技力が上がる」と明らかにした。

　『スリーデイズ』が全16話であることを考えるとすでに半分は完成した事前製作ドラマの条件をそろえた形だ。

　昨年『その冬、風が吹く』を半事前製作形式で作った製作会社ゴールデンサムピクチャーズは、2年前からキム・ウニとともに『3days』を準備してきた。

　製作会社は「キム・ウニ氏は十分な取材によって台本に取り入れるべき数多くのアイテムをすでに確保した。おかげで完成度高い台本ができている。こうした脚本家の努力がドラマの高いクォリティーにつながっている」とコメントしている。

　視聴率調査会社ニールセンコリア基準で『3days』第4話は全国視聴率12.7%を記録、同時間帯1位の座を獲得した。また他の視聴率調査会社TNmsの結果を見ても『3days』の強勢は目立つ。全国基準として何と14.5%を記録し、同時間帯に放送される他社のドラマを圧倒している。

　『3days』は毎週水・木曜日の午後10時よりSBSで放送中。（翻訳：中島礼子）